BLOG 日本刀残欠3
おはようございます!ニッパーです。
今日で9月も終わりです、明日からは短パン通勤を止めます。
残欠紹介の続きです。
・画像、肥後大掾藤原吉貞(ひごだいじょうふじわらよしさだ)
の残欠です、中子が短めですが刀の残欠と思います。
・吉貞さんは、九州肥後の刀工で、一番の特徴は、和鉄(玉鋼)
だけでなく、洋鉄(南蛮鉄)も使っていたという事です。
・洋鉄は、実は日本刀に向きません、硫黄やリンを多めに
含む為、錆びやすく、強度も若干落ちる様です。
・しかし当時は、南蛮渡来品を珍重する人もおり、吉貞さんも
その一人だったと思われます。
・この残欠は、洋鉄の影響か・・錆色が僅かに赤いです、又
所々、深く錆が入っています、これはこれで貴重品と思います。
・銘ぶり は、力強く、達筆(達タガネ)です、私も、こんなに
うまく銘が切れたら、 コイル試作品 に銘をきりたいな・・
朝はここまでにします 閲覧ありがとうございました。