BLOG 日本刀残欠4
こんにちは!ニッパーです。
週間天気予報を見てたら、今週結構暑そうです、やっぱり
短パン、今週までにしようかな・・
続きです。
・画像、濃州関住兼門作(のうしゅうせきじゅうかねかど)
昭和の軍刀の残欠です、桜の刻印もあります。
・この刀は、玉鋼を鍛錬した物ではなく、炭素鋼の板、又は棒材
から形にした物です、地鉄の美しさとかはありません、
刀の登録では、炭素鋼軍刀は、武器あつかいとなり、切断
されます、だだし、各都道府県の教育委員会の審査基準の解釈
により、まれに登録証が付く場合があります。
・実は一振り、登録が付くはずのない日本刀を所持しています、
登録証が付いているので、合法です。
・この残欠の見どころは、軍刀のざっとした作り、断面の雰囲気
(炭素鋼なので均質)と銘ぶりです、流れる様な銘切で州の
略字?の所が特にかっこいいです。
・炭素鋼の刀は、製作メーカーによりますが、実は高性能です
均質の材料から出来ていますし、きちんと熱処理すれば
丈夫でよく切れる刀となります、恐らく熱処理の歪も少ないはず
玉鋼の刀は、焼き入れ後 フラットワイズ 方向 エッジワイズ
方向の、歪(ひずみ)、ゆがみが出て、修正、矯正をします。
今日はここまでにします 閲覧ありがとうございました。